こんにちは。五本木優子です。
友達が離婚する決心をしたそうです。夫は高級取りで子供は皆、学費が高額な私立に入れていていたのですが、残業カットで給与が激減だそうです。
「「食費をください」と夫に言うの、もう疲れた」とのこと。
3組に1組が離婚している時代で、離婚のときに困るのは家の売却ですよね。
私も、離婚経験があるのですが、家がなかなか売れなくて、家が売れるまで半年以上離婚できず、やっと相場より500万安い激安価格で売却できたのでした。
離婚による売却の場合は、事故物件ではないですが、売却理由がよくないので相場より更に安くなるそうです。
離婚で家が売れなくて任意売却や競売になるケースも実際に聞きます。
戸建ては、離婚で売却するときに売りにくいリスク
このように離婚率が高いと、離婚も想定内で家を購入しなければならない時代になったのですね。
マンションは売りやすいですが、私のように戸建ては売りにくいです。
家族の変化を想定するマンションの買い方
最近、親しくなった夫婦は、隣同士でマンションの部屋を購入しているとか。
ご主人が家で仕事をしているとか言ってましたが、その夫婦はベランダの戸境を外してバルコニーから行き来できるようにしていると言います。
一日中夫が家にいても、妻はノンストレスだそうです。
先日見たテレビでも、離婚の危機の夫婦が隣同士のマンションの部屋に住み、「近距離別居」をしているそうです。
夫のことが嫌になり離婚しそうになったけれど、距離を置いてそれぞれが自分の自由を満喫して暮らすことで、側にいると嫌なところばかりが目に付く相手のことも許せるようになったそうです。
最初は、マンションの隣の住戸で離婚を前提に別々に生活していましたが、そこの家もバルコニーの戸境を外してベランダからお互いの家に行き来するぐらいになってきて、険悪な夫婦生活から、少し距離を置いてお互いを尊重しあう関係になっていったそうです。お風呂を貸してと、妻の部屋にベランダからおじゃまする夫は可愛かったです。
※ マンションの戸境壁を外す場合は管理組合の許可が必要で不可能な場合もあります。
二世帯で同じマンションを買うメリット
夫婦の場合や親子の場合もありますが、マンションの隣同士の住戸を二戸買うメリットは?
マンションは価格が、平米いくらで売られているので、例えば、3LDKの82平米を1戸購入しても、2LDK(52平米)と1LDK(30平米)の2部屋を購入しても合計金額は同じになるケースが結構あります。
3LDKは、8200万
1LDKは、2900万
2LDKは、5500万
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2部屋で 8400万
※ 実在する東京23区の新築マンションですが、3LDKは似たような条件の別のマンションです。
近年までの傾向は、ファミリー世代が戸建てではなくマンションを購入する人も増えてきました。マンションの仕様は今よりも低いなどで、価格も安かったので80平米や90平米などの広い間取りが人気の時代だったのですが、将来は、子供が独立して部屋が余ってしまうということにもなりかねません。
マンションは戸建てと違い、管理費や修繕積立金が、平米いくらと決まっているので、広い部屋に住んでいると、その分ランニングコストがかかります。
成人しても子供が出ていかないケースが増加
また、最近は未婚率が上がっていますが、子供が成人しても家を出ていかないケースが増えています。
子どもが独立しないからと言って、無理に追い出すこともできないですが、最近のマンションはリビングインの居室などがあり、大人3人が暮らすにはプライベート感がなさすぎです。
キッチンも1つしかないと、母親がキッチンを独占するので子供側にしても自分で料理をしたくても出来にくいから親任せになってしまうんですよね。
将来、夫か妻の片方が亡くなった場合は?
万が一のことがあった場合でも、コンパクトなマンションを2戸所有している場合は、1部屋を賃貸に出したり売却したりすることが可能です。
親の介護が必要になったときにも隣同士だと同居ではないのでプライベートが保たれる
介護の問題も起こりえますが、その手前のケースが多くて、高齢の親が火を使うのは心配だけど、一人暮らしはできるというパターンの場合の方が先に発生しますよね。
皆、若いうちは介護などありえないと思いますが、3LDKのマンションで子供が独立して1部屋余っていて、親が病気になったりすると、生んでくれた大切な親。人って心優しいので一緒に暮らそうとなるのが当然です。
しかし、現実はキッチンの使い方などで実の母娘でも喧嘩したりします。
親子2世帯がタワーマンション内の別々のフロアを購入する例も!!
また違ったパターンでは、親世代が戸建てを売却して3LDKを購入し、子世帯夫婦は、2LDKを購入するケースも。
親世代の方は、資金力があるので広い部屋を購入できます。
子世代は資金力がないので狭い部屋を購入しています。
将来、子供が生まれたりして、子どもに個室が必要になったときには、部屋を交換する予定だとか。
マンションの二戸一戸化をするのはほぼ不可能
ただし、分譲マンションの場合、隣同士の壁を勝手にぶち抜くことはできません。
隣同士の壁は構造壁になっている場合がほとんどでありますし、そうなっていない場合でも、管理組合で承認される可能性は非常に少ないでしょう。
一方、将来に備えて3LDKを購入していても、子供が大きくなったときには荷物が増えたりして3LDKのマンションでも狭くて暮らせなくて広いマンションを購入しておけばと後悔している人もいます。将来自分たちのライフスタイルがどうなっているのか、人生は計画通りに行かないものです。
部屋が広すぎると管理費を払うのが大変
一方、近年顕著になっている管理組合の問題は、管理費や修繕積立金の滞納が増えていることです。
国土交通省の調査では27.2%のマンションで管理費や修繕積立金の滞納問題が発生しているというデータがあります。
前出の離婚夫婦の場合、子どもに個室を与えるために広い戸建てが必要だった期間は、子供が小学校高学年になってから、全寮制の私立に入れるまでの7年間ほどだったとのこと。
いざ、離婚するとき、広い家は分割できないけれど、2戸所有していれば分けることもできますし、売るなり貸すなりして、お金を生むこともできたんですよね。
私も自分が離婚した時に、家の売却があと半年でも遅れていたら今の夫と出会えてなかったと思うと今でも恐怖を覚えます。
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